コサメガです。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
良いと思った曲記事10月~12月分です。
月ごとに書くつもりだったのですが、全然めちゃくちゃサボってしまい、今回も合体号です。
10個選びました。シングルだったりEPだったりアルバムだったりします。例のごとく関連曲と称して別の曲も紹介してます。
ジャンルに言及したり音楽的な特徴に言及したりする部分があるのですが、めちゃくちゃに間違えている可能性が大いにあり、その際は教えていただけるととても助かります。
最後に曲数縛りなしのリストを貼っておきます。
- Culprate - Nomal
- Hudson Lee - Light Dancer
- PAS TASTA - GRAND POP
- Various Artists - Recursive Point 2
- Various Artists - our intelligence 3
- voljum - global tourist assembly
- Fellsius - Blue
- ゴリラ祭ーズ - めくるめく師走
- 帰国子女 - 体育理論
- 栗コーダーポップスオーケストラ - よつばと♪組曲「冬将軍」
- おわり
Culprate - Nomal
2024年10月リリース。ベースミュージックの速いのから遅いのまで、洗練を感じさせつつ新しさも感じさせてくれる。サウンドもグルーヴもマジでやばいです。ありえない聴いたことのないサウンドやグルーヴを聴くのも楽しいですが、こういうある程度シンプルさを持った作品の方が最近は刺さる!
7曲目「Ligo」が特に好き。
Hudson Lee - Light Dancer
2024年10月リリース。Sebastian Vydra、KOAN Sound、Frequent、Alexander Panos、voljumが参加(熱い)。
Neuro Hop?ベースミュージックとエレクトロニカの融合っぽい?
12曲目「Light Dancer」が特に好き。
PAS TASTA - GRAND POP
2024年10月リリース。前作『GOOD POP』と比較すれば、サウンドとしてはエレキギターが全面に出て、作曲的にはフィーチャリングしたアーティストの色がより強く出て(?)J-POPを幅広くやっている印象でした。シンプルにいい曲だけど、よく聴いたら(よく聴かなくてもだけど)色んなすごい音がなっててすごい。これだけそれぞれ個性的な6人で作った曲をミックスとマスタリングするphritzさん本当にすごすぎる。
言い出したらきりがないけど「ISEWAN」いい曲すぎる。
言い出したらきりがないけど2「THE CAR」いい曲すぎる。THE CAR、ベストリリックオブザイヤーとさせてください。
はやさの中にしか
おれは いないのだろうな
どこから来たのか、今どこにいるのか、どこへ向かうのか、どのような軌跡を辿ってきたのか………
それらのどれにも「おれ」はいなくて、いるのは「はやさの中」なんだな〜
GOOD POPからGRAND POPまで爆走し、これからもすごいことをしてくれるであろう(願望)PAS TASTAが最後に放つからさらに重みがすごい。ウ山さん、本当にありがとう。
フェードアウトは必然の展開…………。
Various Artists - Recursive Point 2
2024年10月リリース。アニメマテリアルと実験的ベースミュージックの融合を目的とした同人サークル、Liminal Warpと、Supireさんのサークル「NH」の共作。
今回もアニメのセリフが持つパワーとベースミュージックのパワーが融合しててすごい。シンプルに曲がいいのはもちろん、日本の同人音楽でこういうアルバムを継続的に作っているの本当に意味があると思います(リスペクト)。
Various Artists - our intelligence 3
2024年10月リリース。「a japanese collective pursuing sound design」であるsculpturedから。まとめあげるのもあれですが、全体の傾向としては「くちゃくちゃしたスネア」や「ピチョピチョしたパーカッシブな音」と「ニューロベース」がフィーチャーされていがちな印象(当てはまらない曲もたくさんあります)。それでいてそれぞれの個性が出ていてとても面白いです。シンプルに曲がいいのはもちろん、日本の同人音楽でこういうアルバムを継続的に作っているの本当に意味があると思います(リスペクト2)。
「ISLTR - nism」が特に好き。
voljum - global tourist assembly
2024年11月リリース。コード、メロ、リズム、サウンド。すべてがすごい。マジで聴いたほうがいい。
Fellsius - Blue
11月リリース。サウンドもグルーヴもやばすぎる。
4曲目「pure」が特に好き。
ゴリラ祭ーズ - めくるめく師走
12月リリース。渋谷系的なサウンド?ブラス、ギター、鍵盤ハーモニカの掛け合いが楽しい。歌を引き立てつつそれぞれのパートも主役級ですごい。
サウンドのポップさ、バンド名の奇抜さに対して、歌詞はシリアス。今年死んだ人の数を数えたり、今年会った人の数を数えたり、腹が立った言葉を思い出したりしながら、正月太りの準備を始める。めくるめく師走のめくるめく感。とても好き。まだ見たことのない未来は、僕をあざわらってもいるし、教科書の裏にひらがなで名前を書くように待ち受けてもいる。めくるめく師走の中で、未来に対して感じる期待と不安がないまぜの感情だな〜と思いました。
帰国子女 - 体育理論
2024年12月リリース。2023年にKAOMOZIからリリースされた『惑わす電波塔』も大好きなのですが、その電子音、パワフルなドラムを引き継ぎつつ、サウンドとしてはエレキギターやピアノ、ストリングスが加わり、作曲的にもポップさ、明るさが増した印象?
3曲目「キープ・イン・タッチ」が特に好き。打ち込みシンガーソングライター(?)的なバイブスと軽音楽的なバイブス(?)が自然に爽やかな形でミックスされてる気がしました。歌詞もめっちゃ好きです。
いたって科学的な生活と
歌は続いてく
盗まれた傘のこと
今は忘れてみる
5曲目→6曲目の流れ、良すぎてくらいました。ハットのジリジリしたサウンド、帰国子女さん節だなと個人的に思っているのですが、それにピアノとストリングスが合わさるとこんな雰囲気になるんだな〜。こういう全体的にいろいろな角度からアプローチしてくれる作品とても好きです。
栗コーダーポップスオーケストラ - よつばと♪組曲「冬将軍」
2006年11月リリース。ピタゴラスイッチの劇伴などでおなじみ(?)栗コーダーカルテットの別名義グループで、オケ的な編成。
よつばが冬将軍と出会ったら。どんな音楽が聞こえてくる~大人気コミックの音楽CD第2弾!
原作・あずまきよひこによる大人気コミック「よつばと!」が、またまたかわいい音楽になります。
今度のテーマはよつばと冬。木枯らしが冬の到来を告げ、春一番が冬の終わりを告げるまで。
原作コミックにはまだ登場していない冬の季節のよつばの活躍を、栗原正己が音楽で描きます。
演奏はもちろん、前作同様、栗コーダーポップスオーケストラ。
かわいいサウンドながら聴きごたえがある組曲。最高。曲名も全部最高。
おわり
おわりです。3カ月ごとが今の自分には丁度いい気もしてきました。
2024ベストも近いうちに書きたいと思います。